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歯の詰め物の下に隠れた虫歯の見つけ方は?虫歯の原因と予防法も解説

こんにちは。埼玉県富士見市ふじみ野にある歯医者「榎本デンタルクリニック」です。

虫歯になっている奥歯

詰め物を入れている歯は、もう虫歯になることはないと思っている方も多いのではないでしょうか。実際は詰め物を入れた歯が再び虫歯になることは珍しくありません。

虫歯治療をして詰め物を入れた歯は、健康な歯に比べて再び虫歯になる可能性が高いです。治療した歯だから大丈夫と思って油断していると、詰め物の下で虫歯が進行しているかもしれません。

今回は、詰め物の下に隠れた虫歯の見つけ方や、詰め物の下が虫歯になる原因、虫歯予防法について解説します。

詰め物の下が虫歯になる原因

考えている女性

一度虫歯治療をした歯が、再度虫歯になることを二次虫歯または二次カリエスといいます。基本的に保険適用の銀の詰め物の場合は、詰め物の下が虫歯になる可能性が高いです。

詰め物の下が虫歯になる原因は、以下の4つです。

  • 詰め物と歯の間にすき間がある
  • 詰め物とセメントが劣化した
  • 詰め物が変形した
  • お手入れが不足している

それぞれ詳しく解説します。

詰め物と歯の間にすき間がある

詰め物の下が虫歯になる大きな原因の一つは、詰め物と歯の間にすき間があることです。

虫歯になった歯は、虫歯の部分を削り、詰め物をして治療します。詰め物はしっかりと歯科用セメントで接着しますが、そもそも保険適用の銀の詰め物は、歯質とぴったりと適合させることが難しいのです。そのため時間が経つと、歯と詰め物の境目にわずかなすき間ができます。時間の経過によってできたすき間に虫歯菌が入り込み、詰め物の下で再び虫歯が進行するのです。

銀の詰め物は、自費治療のセラミックの詰め物よりも二次虫歯になる可能性が高いことを理解しておきましょう。

詰め物とセメントが劣化した

銀の詰め物とセメントは経年劣化を起こします。銀の詰め物の平均的な寿命は5~7年程度です。

口の中は、食べ物や飲み物によって酸性やアルカリ性になるなど、常に変化します。その口の中で詰め物はわずかな膨張や収縮を繰り返しているため、経年劣化は避けられないのです。

さらに銀の詰め物を接着するセメントは時間とともに溶ける性質があります。長い年月が経てば経つほど詰め物と歯の間にわずかなすき間や段差ができ、虫歯菌が入り込むことで虫歯になるのです。

詰め物が変形した

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合、詰め物にも一定の偏った負担がかかるため、変形する場合やズレが生じる場合があります。わずかでも変形やズレがあると、詰め物と歯の間にすき間ができ、虫歯菌が入り込むのです。

歯ぎしりや食いしばりは、寝ているときや何かに集中しているときに無意識に行っていることがほとんどです。知らず知らずのうちに詰め物に大きな影響を与えている可能性があります。

歯ぎしりや食いしばりの癖は、無意識に行っているため治すことは難しいですが、専用のマウスピースを装着することで歯への負担を減らせるでしょう。

お手入れが不足している

銀の詰め物は、ご自身の歯に比べて表面に汚れが付着しやすいです。さらに詰め物の表面は傷がつきやすく、小さな見えない傷がたくさんあります。

詰め物が古くなればなるほど傷の数は増え、歯ブラシで軽く磨いただけでは汚れは落ちません。詰め物を入れている歯は、より念入りにお手入れを行わないと、汚れが残りやすく虫歯のリスクが高まります。

詰め物の下の虫歯は自分で見てわかる?

ノートに書かれたクエスチョンマークの上に置かれた虫眼鏡

詰め物の下の虫歯は、自分で見てもわからないことがほとんどです。そのため発見が遅くなり、虫歯が進行しているケースも珍しくありません。痛みやしみるなどの症状がある場合は、詰め物の下で虫歯になっている可能性が高いです。

ただし、神経を抜いて詰め物を入れている歯は痛みを感じません。神経を抜いている歯は痛みを感じないだけで、再度虫歯になっている可能性はあります。二次虫歯を何度も繰り返すと、歯を削る範囲が広がるため、最終的には歯を失うことになるでしょう。

また、以下のような場合にも詰め物の下が虫歯になっている、または虫歯になりやすい状態といえます。歯科医院を受診して、診てもらうとよいでしょう。

  • 詰め物を装着してから時間が経っている
  • フロスが引っかかる
  • 食べ物が詰まりやすい

それぞれ詳しく解説します。

詰め物を装着してから時間が経っている

前述のとおり、銀の詰め物とセメントは経年劣化を起こします。詰め物をしてから時間が経っている場合には、経年劣化によって詰め物と歯の間にわずかなすき間や段差ができるため、虫歯菌が入り込みやすくなるのです。

フロスが引っかかる

詰め物をしている歯にフロスを通したときに引っかかる場合は、詰め物と歯の間にすき間や段差ができている可能性が高いです。特に、今まではスムーズにフロスが通っていた部分に引っかかりを感じる場合は注意しましょう。

食べ物が詰まりやすい

食べ物が詰まりやすい場合は、詰め物を入れている歯とその隣の歯の間にすき間ができている可能性があります。

今まで食べ物詰まらなかった部分に詰まるようになった場合は特に注意しましょう。詰め物を入れていない歯でも、詰まりやすさを感じるようになった場合は、虫歯になっている可能性があります。

詰め物の下の虫歯の見つけ方とは?

パソコンの画面に映し出された歯のレントゲン写真

詰め物の下の虫歯を見るけるためには歯科医院で検診を受けましょう。定期的に歯科医院で検診を受けることで、詰め物の下の虫歯の早期発見・早期治療につながります。

歯科医院で詰め物の下の虫歯を見つける方法は、以下の3つです。

  • レントゲン撮影を行う
  • 拡大鏡やマイクロスコープで見る
  • 詰め物を外す

それぞれ詳しく解説します。

レントゲン撮影を行う

詰め物の下の虫歯を見つけるためには、歯科医院にてレントゲン撮影を行う方法があります。

しかし、レントゲンは金属の中までは透過して写せません。そのため、銀の詰め物の下の虫歯は写りにくいです。進行した虫歯の場合は銀の詰め物の下であってもレントゲンで確認できることが多いですが、詰め物の下の小さな虫歯の場合はレントゲンでは確認できないことがあります。

拡大鏡やマイクロスコープで見る

拡大鏡やマイクロスコープを使用することで、詰め物のズレやすき間の有無などから虫歯を発見できるケースがあります。

詰め物を外す

痛みがあるにも関わらず、レントゲンや拡大鏡、マイクロスコープで虫歯が確認できない場合もあります。その場合には、詰め物を外して虫歯になっていないか確認をします。

詰め物を外して虫歯が見つかった場合には、虫歯の治療をして、新しい詰め物を入れるのが一般的です。

詰め物の下の虫歯の治療法

歯の治療器具とマスク

詰め物の下が虫歯になっていた場合は、以下の4ステップで治療を行います。

1.詰め物を外す

虫歯になっている歯の詰め物を最小限に削り、外して虫歯の状態を確認します。

2.虫歯を除去する

虫歯になっていた部分を削って除去します。虫歯が神経まで達している場合は、神経を除去する根管治療が必要です。

3.詰め物の型取りをする

虫歯を除去すると歯の形は変わるため、新しい詰め物の型取りをします。詰め物の下が虫歯になると、詰め物の範囲が広がることがほとんどです。

4.詰め物を入れる

型取りをしてから1週間ほどで新しい詰め物が完成します。歯に新しい詰め物を入れて治療は終了です。新しい詰め物を入れたあとも再度虫歯になる可能性はあるので、日頃からの丁寧な歯磨きを心がけましょう。

詰め物の下の虫歯予防法

ブラッシング指導をする歯科衛生士

詰め物の下の虫歯を予防する方法は、以下の3つです。

  • 日頃からの正しい歯磨きをする
  • 歯科医院で定期健診を受ける
  • セラミック素材の詰め物を入れる

それぞれ詳しく解説します。

日頃からの正しい歯磨きをする

虫歯予防の基本は毎日の正しい歯磨きです。

詰め物をしている歯は特に意識して丁寧に磨くことで、詰め物の下が虫歯になるリスクを減らせます。また、歯に付着した汚れは歯ブラシで磨くだけでは除去しきれません。歯間ブラシやフロスを併用して、歯と歯の間などの細かい部分の汚れもしっかり除去しましょう。

歯科医院で定期健診を受ける

虫歯や痛みがあるときにだけ歯科医院を受診するのではなく、健康な歯を維持するためにも定期的に受診する習慣をつけましょう。

2~3か月に1回は歯科医院で検診を受けることが理想です。検診の際に歯のクリーニングをしてもらうことで、歯ブラシでだけでは取り切れない歯石や歯茎の中の汚れも除去できます。ブラッシングの指導も受けることもできるため、日頃の歯磨きの精度も高まるでしょう。

セラミック素材の詰め物を入れる

セラミック素材の詰め物は、詰め物の下の虫歯予防に効果的です。見た目が美しいのはもちろんですが、セラミックは銀の詰め物と違い、歯との適合性が高いためすき間ができません。

さらにセラミックには汚れが付着しにくい特徴があるため、歯を清潔な状態に保てます。また、金属アレルギーの心配もありません。詰め物としての寿命も銀歯に比べて長いため、長い間詰め物としての役割を果たしてくれるでしょう。

セラミックの詰め物にはいくつかの種類があります。また、保険適用外の治療のため費用は高額です。セラミックの詰め物を希望する場合は、歯科医師とよく相談しましょう。

まとめ

女性の口元

今回は、詰め物の下に隠れた虫歯の見つけ方や、詰め物の下が虫歯になる原因、虫歯予防法について解説しました。

虫歯治療をしたからといって安心してはいけません。虫歯治療をして詰め物を入れている歯は、再び虫歯になる可能性があります。

詰め物の下の虫歯を見つけるためには、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。日頃からの丁寧な歯磨きに加え、定期的に歯科医院で検診を受けることで二次虫歯を予防できます。

また、セラミックの詰め物を選択することで、詰め物の下で虫歯が再発するリスクを減らせるでしょう。もちろんセラミックの詰め物であってもお手入れが不足すると虫歯になる可能性はあります。

虫歯治療をして詰め物を入れている歯は、健康な歯以上に丁寧なケアを心がけましょう。

詰め物の下の虫歯にお悩みの方は、埼玉県富士見市ふじみ野にある歯医者「榎本デンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。


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ここまでお読みになっている方は、きっと歯のことで悩まれていることと思います。当院では、画一的な治療ではなく、あなたの口の状態、お悩み、要望に合わせた治療を行います。
初診時にはしっかりとお話も聞かせていただきますので、まずは気軽にご来院下さい。

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