顎関節症｜ふじみ野駅徒歩1分の歯医者の榎本デンタルクリニック

顎関節症

顎関節症とは

口をあけたときに顎が鳴る、口が大きく開かない、
顎が痛むなど、様々な症状を治療いたします。

口をあけたときに顎が鳴る、口が大きく開かない、顎が痛むなどが顎関節症の症状です。
顎関節症には自然に治る軽度の患者様から日常生活さえままならない重度の患者様もいます。
顎関節症の原因は歯ぎしり、くいしばり、日常生活の姿勢、癖、食べ物、睡眠時の姿勢などが挙げられます。

顎関節症は何故起こるか？

なんで音がなる？　痛い？
あごの関節には、この様に関節円板という軟骨のようなクッションがあります。
あなたのあごがカクカク鳴るのは、この関節円板が下図の様に前にずれているからです。

ふじみ野駅1分の歯科医院　榎本デンタルクリニック　顎関節症　顎関節症はなぜ起こるか

また、痛みがあるのは、下図の様にこの関節円板が前にずれて変形していて、関節の骨（口を動かすと前後に動く骨）が前に動くのを妨げているからです。

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顎関節症の最も多い原因になるであるブラキシズムについて

ブラキシズムとは、歯をぐっと食いしばったり、歯をぎりぎり動かしたり、何度も素早く噛み合わせたりする癖のことです。
ブラキシズムを続けていると、顎関節症の原因となります。

・朝起きるとあごが痛い
・舌の側面に歯型がついている
・歯の噛む面がすり減って平らになっている
・歯の根元が欠けている

上記の症状が思い当たる方は、ブラキシズムをしている可能性があります。

ブラキシズムの種類

ブラキシズムは、以下の3つに分類されます。

1. グラインディング

グライディングとは、歯を噛みしめて左右に動かす歯ぎしりのことです。
就寝中に無意識にしているため、自覚がない場合が多いです。
そのため、パートナーやご家族から指摘されて気づくことがあります。
グラインディングをしている方は、歯がすり減って平らになりやすいのが特徴です。

2. クレンチング

クレンチングとは、上下の歯で食いしばる癖のことです。
朝起きるとあごが痛いという方は、食いしばりをしている可能性があります。
就寝中や集中しているときなどに無意識にしていることに加えて、グラインディングのように音が鳴らないため、ご自身でも気づきにくいのが特徴です。

3. タッピング

タッピングとは、上下の歯で素早くカチカチと音を出して噛み合わせる癖のことです。
クレンチングやグラインディングと比べると、継続して強い力は加わりませんが、歯やあごへの負担は大きいです。
ブラキシズムは、歯やあごに負担を与えてしまい、顎関節症・歯の破折・知覚過敏などの原因になるため、適切な対処が必要です。

ブラキシズムの対処法

ブラキシズムを根本的に治すことは困難で、現在のところ確立された治療方法はありません。
しかし、プラキシズムによる歯のダメージを軽減するための治療を行なって改善を目指します。
榎本デンタルクリニックで行っているプラキシズムの対処法は、以下のとおりです。

マウスピース

ご自身の歯型にぴったり合うマウスピースを就寝時に装着して、ブラキシズムによる歯のダメージを軽減します。
榎本デンタルクリニックでは、歯のすり減りや骨の触診などを行い、適切な厚さのマウスピースを作成します。
マウスピースを使用すると、顎関節への負担を抑えたり、顎関節症の要因となる関節円板のずれを早く元の位置に戻したりすることが可能です。

噛み合わせの調整

噛み合わせは年齢や歯周病の進行などによって変化するものですが、噛み合わせの変化によっても、ブラキシズムが起きることがあります。
このような場合、歯の表面を少し研磨して、噛み合わせを調整すると改善することがあります。

構造と症状

※あごの関節には、左図の様に、関節円板という軟骨の様なクッションがあります。
あなたの口が大きく開かない、痛みがある、あごがカクカク鳴るなどの症状は、この関節円板が前にずれて変形していて、関節の骨（口を動かすと前後に動く骨）が前に動くのを妨げているからです（右図）

顎関節症の症型分類

顎関節症Ｉ型	咀嚼筋障害を主微候としたもの。
顎関節症II型	慢性外傷性病変を主微候としたもの (滑膜、靭帯、円板後部結合織の微小炎症)
顎関節症III型	関節円板の転移、変形、動態異常を主微項としたもの。
顎関節症 IV型	退行性病変を主微候としたもの(下顎頭の変形)。
その他	上記に分類できないもの